くもり一時雨という予報が北陸三県に出されている中、無謀と言われても仕方のないこのライド。
走りたかったっていうのもありますが、過酷な状況を味わいたかったというのが大きいところ。
自転車を始めて、Mっ気満載な今日この頃です( ´ ▽ ` )
さぁ、その全貌をご覧いただきましょう
前日の宴会の余韻を残しつつ、朝4時半過ぎに起床。
今考えれば富山でのホテルでの滞在時間はわずか6時間程度でした。もったいないことしたなー。
まだ暗い中、朝5時過ぎに準備開始。6時前に出発です。
朝早い富山市内を、車も少なく快適に走ります。
が、出発直後からサドル付近からギッギッという異音が…。
どこから聞こえてくるか分からず、しばらく走ってましたが耐えられず5、6kmでコンビニに停車。
試しにサドルを外してみました。
サドル付近からの異音対策中。
すると、サドルが差し込まれているところから細かい砂のようなゴミが…。
考えるに、前回の雨のグラフォンの時にはね上げた砂がここに噛んでしまったんでしょうか。
しっかりきれいに拭いたつもりでしたが、こういうところもちゃんとチェックしないといけないんですね
取り除いた後は異音がきれいさっぱり無くなりました!
いやー、よかったです!130km以上をあんなストレスフルな状況で走るのは耐えられません。
さて、改めて出発です。
富山市内から婦中大橋を渡り国道359号線から砺波市を目指します。
砺波市に入り庄川に差し掛かったあたりでポツポツと雨が。
予定より早く降ってきました。
雨対策のために…
道の駅 庄川で休憩。
どこかのブログで知恵を頂いたヘルメットにシャワーキャップ!
なかなか快適です!上にはグラフォンイブで購入したレインウェアを着こんで再出発。
気温は15度ほどだったと思います。
走っているとそれほど寒くないのですが、やはり止まるとちょっと寒いなぁといった感じ。
ここから小雨がふったりやんだりの天気が続きます。
道の駅庄川を出てしばらくで福光に入ります。
そしてここ…
道の駅 福光に到着!
これからの旅の安全をお願いします。
写真でわかりますが、サドルバックはグラフォンの雨の時に泥だらけになった反省から、今回は背中のバックパックにしまっています。
ここまでで40kmほどです。
Yuleeと、「あとセンチュリーの距離しかないわ」とお互いを励ましながら先を進みます。
ここで、イモ饅頭とミルクティーを補給して最初の難所、医王山に入ります。
ここの登りは比較的ゆるくて、登りやすい登りでした。
登りきってしばらく下ると…、
石川県に突入!あざーっす!!
医王ダム付近の紅葉も僕達を歓迎してくれているようです。
が、下りきった次の登りが…、短期間ですが反則的な登り!
いやー、何%なのか分かりませんが、一番下のギアでも筋トレでした。
金沢大学の角間キャンパスを過ぎて、金沢市内を走ります。
今回は、金沢市内に不案内なのと、一番距離を短くということで山側環状を進むルートを選択。
山側環状に出てすぐに災難が…
なんと、Yulee、痛恨のパンク!
そして、なんというか、うまいことにタイヤ屋さんの駐車場の一角をお借りしてのパンク修理となりました。
前回のグラフォンでのこばさんのパンクの時、修理を見学していたのと、以前に修理の動画を見たこともありますが、2人とも修理は初体験です。
しかもパンク修理キットを持ってくるのを忘れたため予備のチューブしかありません。
うろ覚えの中、修理開始。
あーでもない、こーでもないと言いながら30分以上かけて無事、修理完了!
しかも、その間に雨も上がり、空には青空が!!
修理がうまくいったのと、空が晴れてきたことでテンションがダダ上がりです!
しかし、これで予備のチューブは僕のやつが一本あるだけになってしまいました。
【予備チューブ G×1 Yu×0】
若干の不安を抱えつつ再スタートです。
が、しばらく進むと、なんとスポーツデポがあるじゃありませんか!
予備も含めて2本チューブのお買い上げ。
いやー、人生捨てたもんじゃありません。
【予備チューブ G×1 Yu×2】
そして、山側環状を走りつつ…
川北大橋に到着。
そして加賀産業道路を進みます。
意外に加賀産業道路のアップダウンが激しくて、地味に体力を奪ってい来ます。
8号線に出る手前を左折して、大野町~江指町~波佐谷町から粟津温泉に向かいます。
ここから車の数が少なくなり、快適に進みます。
が、ここでも罠が…。
Yuleeまたもやパンクです。1回目と同じ後輪です。
予備買っておいてよかったねと修理開始。
2人とも2回目なので手際もよくなっています。
あうんの呼吸で修理完了。1回目と違い、大幅な時間短縮です。
しかし、2回もパンクが続くとは…。タイヤに何か刺さっているのかと指をはわせますが何もありません。
【予備チューブ G×1 Yu×1】
いやな予感を感じつつ再出発。
そして、その予感は的中!
もう少しで山中温泉というところで3回目のパンクです。
えー、もう精神的な余裕のなさからここからは写真はありません。
修理を行う前に、再度原因を検索しました。
1回目と2回目のパンクチューブをよく見てみると同じような場所、同じような傷で穴が開いています。
これはおそらくタイヤに問題があるんでしょう。
しかし、タイヤには何も刺さっていません。
が、タイヤを外してよく見てみると、かなりはっきり見ないとよくわかりませんが、一部中の針金繊維が露出しているところが…。
ここだ…。
そして、僕らがデポで買うべきはチューブじゃなくてタイヤだったんか…。
パンク修理パッチでもうまくいったんかな…。
デポで買った2つの予備のチューブも使い果たし、また、僕の予備チューブ1つになってしまいました。
【予備チューブ G×1 Yu×0】
山中温泉まで恐る恐る走り、足湯につかって作戦会議。
って、相変わらずここの足湯は熱いですねー。
協議の結果、今度パンクしたらタイヤの中にテープを貼って繊維が直接チューブに当たらないようにしようということになり、ガムテープを買って山中温泉を出発。
竹田までの登りと下りをこなしてたけだやで休憩。
タイヤはなんとか大丈夫なようです。
そして最後の近庄トンネルまでの登りをやっつけている最中に…
そうですね、パンクですね。想像の通りですね。
さっき買ったガムテープをタイヤの裏面に貼りました。そしてチューブの穴のあいた所にテープを貼って修理を試みますが…
かすかに空気が漏れる音が…
ガムテープじゃダメなようです。
布テープだからでしょうか?ビニールのテープならうまくいったんでしょうか?
仕方なく僕の予備チューブで修理。
【予備チューブ G×0 Yu×0】
これでゴールまでの約10kmを走ります。
もうね、ドキドキです。最悪、お迎えたのまなあかんかな―って本気で考えました。
近庄トンネルまでの登りが、心配過ぎて辛いと感じません。。
そして、下りに下って…
無事ゴール!
最後にYuleeとかわしたハイタッチは生涯忘れることはないでしょう!
今日頑張ってくれたDefyくん。もう泥だらけです。
満身創痍のYuleeのDefyくん。
栄光の証、4本のチューブ!!
悪天候、今までの最長ライド、初めてのパンク、それも4回。
宿出て家まで約12時間。
いろいろなことが重なり精神的にも大分参りましたが、この経験は大きかったと思います。
Yuleeは「来週の鈴鹿って6時間ですよね?僕一人でも走れますよ!」と。
いや、冗談じゃなく、ぼくもそれくらい自信付きました!!
また更に自転車が好きになったロングライドというかサバイバルライドでした
<本日の結果>
距離:139.6km
時間:6時間55分01秒
AVG:20.1km/h
Max:---km/h
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テーマ:自転車(スポーツ用) - ジャンル:スポーツ